木星型惑星について

木星型惑星はガスを主体にした惑星で、質量・直径が巨大で密度が小さいのが特徴です。また、天王星・海王星は組成の違いから天王星型惑星とすることがあります。


木星

木星は太陽系で最大の惑星であり、その膨大な質量は太陽系の重心位置をずらすほどであることが最大の特徴です。 63の衛星と3の輪を持ち、表面上に明確な模様を持っているなどの特徴があります。 また、その重力で、彗星や小惑星を捉えることがあり、木星に衝突するものもあります。 2009年にも木星表面に衝突痕と見られる模様が出現しました。衛星のエウロパには生命の存在する可能性があるとする議論があります。
肉眼でもはっきりと見えかなり目がいい人ならばガリレオ衛星と呼ばれる4つの衛星まで見ることができます。 自転周期が早く模様の変化も激しいことからアマチュアの観測家も多く世界中で観測されています。 探査機による探査も頻繁に行われています。


土星

土星は、太陽系内で最も密度の低い惑星で、水よりも密度が低くはっきりとした輪を持つことが最大の特徴です。 64の衛星と12の輪を持ち、最も温度が高いのが極などの特徴を持っています。
肉眼で直接見ることができ、低倍率でも輪を確認できるなど観測しやすい惑星ですが、表面上の模様が木星に比べて薄いので、はっきりと見分けるのが難しいです。 また、輪の傾きが毎年変化していくのでスケッチ用紙は毎年違うものを使用します。 探査機による探査はパイオニア11号、ボイジャー1号2号、カッシーニで行われており大量の画像が取られています。
画像は2009年3月2日20時50分に撮影したものです。


天王星

天王星は、太陽系内で3番目に大きな惑星で、その最大の特徴は自転軸がほぼ横倒しになっていることです。 27の衛星と輪を持っており磁場の中心が惑星中心と大幅にずれているなどの特徴があります。
最接近時には肉眼で見ることも可能ですが、基本的に肉眼では見ることができません。 また、望遠鏡を使ってもあまり大きく見えないので、スケッチ観測などを行うのは事実上不可能になります。 探査機も天王星まで行ったものはボイジャー2号のみです。


海王星

海王星は太陽系内で最も太陽から離れたところにある惑星で、その深い青色が最大の特徴です。 13の衛星と4の輪を持ち、輪の内の1本にはアークと呼ばれる明るい場所がること、時速200qもの風が吹いていることが特徴です。 また、ボイジャーの接近時に大黒班という模様が表面上に観測されましたが、数年後に地球から観測した際には消えていました。
肉眼ではまず見えません。望遠鏡を使ってもほぼ面積体に見えないため、スケッチ観測を行うことは不可能です。 海王星まで行った探査機もまたボイジャー2号のみです。


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